WindowsXPが2014年4月9日にサポート終了となる為にお客様の保有PCを全てWindows7に置き換え。余った古いWindowsXPの一台にWindows8.1をインストールしてみた。
PCは8~9年前のDELL VOSTRO1000を利用。
PC仕様
プロセッサ:Turion64X2 TL-60 2.00GHz(x64)
ディスプレイアダプタ:ATI Radeon Xpress 1150
RAM:2Gbに増設済み
ハードディスク:100Gb
このPCに12,000円前後で購入したWindows8.1 x64 DSP版をインストール。
インストールは1時間弱で問題なく終了、この時点で汎用ドライバでネットワーク、DVDドライブ、タッチパッドは動作し画面も表示する。
しかし汎用ディスプレイドライバは1024x768の表示となりVOSTRO1000の1280x800を設定できない。1280x800を設定するためにATI(AMD)のサポートサイトでRadeon Xpress 1150のWindowsVista x64用ディスプレイドライバをダウンロード、インストールした。
※その後VOSTRO 1520にWindows8.1をインストールしたらディスプレイドライバーをダウンロード&インストールすることなく1280x800の解像度を設定できた。
ドライバーインストール手順
■ディスプレイドライバーを下記サイトよりダウンロード
ATI(AMD)サポートサイト
http://support.amd.com/us/gpudownload/Pages/index.aspx
■Windows8.1をテストモードにする
スタート画面より「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」
下記コマンドを実行してWindows8.1をテストモードにする
bcdedit /set TESTSIGNING ON
■Windows8.1の設定でドライバー署名の強制を無効にする
チャーム→PC設定の変更→保守と管理→回復
PCの起動をカスタマイズするの「今すぐ再起動する」で再起動
再起動後
「スタートアップ設定」画面で 7)ドライバー署名の強制を無効にする を選択実行(7+Enterキー)
■ディスプレイドライバー更新
デスクトップを右クリック→画面の解像度→詳細設定→アダプターのプロパティ→ドライバー→ドライバーの更新→コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します
ここでダウンロードしたドライバのinfファイルを選択する。
ドライバ更新後再起動
■Windows8.1をテストモードにする
スタート画面より「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」
下記コマンドを実行してWindows8.1をテストモードにする
bcdedit /set TESTSIGNING OFF
以上でディスプレイドライバーを更新、1280x800の解像度を設定することも出来古いWindowsXPPCをWindows8.1化することが出来た。
少し使ってみるとネット閲覧程度なら特にパフォーマンスにも問題なく快適に利用できた。
補足
その後Vostro1520でもWindows8.1を試したらドライバー類をダウンロード、インストールすることなくWIndows8.1システムディスク付属の標準ドライバーを使って普通に動作する状態にすることができた。
Vostro1520をWindows8から8.1にupdateしたら途中でインストール途中で止まってしまった。
Vostro1220も同様。updateの途中で止まってしまい仕方なく強制終了するとWindows8環境に戻る。
Vostro200は8から8.1へのインストールが成功しました。
但しネットワーク接続が度々失われるトラブルあり。ネットワークアダプタIntel 82562V-2の設定変更で対応。
設定変更方法は下記URL参照
https://plus.google.com/+Itl-itBlogspot/posts/KT8FmAr6BmL
HP Proliant Microserverで試してみたところWindows8.1インストール途中のデバイス認識、ドライバーインストールのところで止まってしまいインストールすることが出来なかった。
調べてみると原因は内蔵ネットワークアダプタの部分だったようだが同じMicroserverでも最新のBIOSのもので試すと問題なくインストールすることが出来た。
同じ製品でも使用している部品、BIOSのバージョンが違うとドライバー認識が出来ないといったことがあるようです。