YAMAHAルーターNVR500のVPN設定手順
Windows7のVPN機能(PPTPクライアント)でNVR500にリモート接続する場合の設定
(クライアント側は固定IPアドレスとする)
NVR500の設定
「詳細設定と情報」の「VPN接続の設定」を選択
「PPTPを使用したパスワード認証のリモートアクセスVPNサーバ(PP)」を選択
設定名:任意の設定名(省略可能)
PPTP暗号鍵生成の認証方式:MS-CHAPv2で認証する(WindowsXPの場合MS-CHAPで認証する)
ユーザID:任意のID
接続パスワード:任意のパスワード
接続先のホスト名またはIPアドレス:NVR500のグローバルIPアドレス
データの暗号化:認証なしでは接続拒否
「詳細設定と情報」 > 「ファイアウォールの設定」 > 「IPv4ファイアウォールの設定(PP01)(作成したPP)でtcp 1723番ポート、greプロトコル通過の設定を行う。
(下図4番5番に設定)
Windows7の設定
「ネットワーク設定の変更」より「新しい接続先またはネットワークのセットアップ」を選択
「職場に接続します」を設定
「新しい接続を作成」
「インターネット接続(VPN)を使用します
インターネットアドレス:NVR500のグローバルIPアドレス
接続先の名前:任意
この接続のプロパティの「セキュリティ」を確認
NVR500について
今回はVPNルーター導入の主目的がリモートアクセスによるネットワーク関係のメンテナンスであったのでNVR500を導入。その目的には十分でした。
拠点間接続してファイル転送、ファイルサーバー共有等を行う場合はVPNにIPsecが使えネットワーク速度、安定性等の面で有利なRTX810等を導入するほうがベターかと思います。